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保津川下りの木の船を造ってました [ぶらり京都]

保津川下りの木の船を造っているのを見ました。
12月中旬、京都 亀岡市の保津町に友人のO君を
訪ねた時のことです。
保津川下り乗船場より南へ下がった
東岸の作業場で木の船を造っていました。
夕方でしたので、船大工さんも終い準備でした。
電灯が消えて暗かったのですが、
私が写真を撮らせてもらえないかとたのむと
わざわざ電灯を点けてくれました。
O君の話では、80歳を超えた船大工さんが自分の持っている
知識と技を伝えるために造っておられるとか。
何かのイベントがあり、それに合わせての木の船造りのようです。
近寄ると、カンナで削られた杉材の白身と赤身の木の色と
プーンと香る木の香りが本当に気持ちよいのです。
保津川下りの船も近年ではFRP製の船しか見られません。
和船と呼ぶのでしょうか。
木をぐぅーと曲げて作られた船の
腹面の曲線の美しさは何ともいえません。
私も建築の仕事をしていますので、杉のムク材はよく使いますが
木の船は又違った美しさがあると感じました。
こんなすばらしい技を次の世代に伝えてほしいと
願わずにはいられません。

hune1.jpg

hune2.jpg



タグ:保津川 京都
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