狩野派永徳の後継者たちの展覧会 [ぶらり京都]
狩野派永徳の後継者たちの展覧会を京都国立博物館へ見に行ってきました。
お天気も良く最終日でしたので、混雑しているのではと心配しながら入場しましたが、
午後3時を過ぎていたせいか案外スムーズに展示品を見ることができました。
狩野派の人たちは桃山時代を中心に、
室町時代から江戸時代までおよそ400年にわたり活躍されたと言う事で、
それだけでもすごいです。
狩野光信の松図襖や狩野山楽の唐獅子図屏風、狩野孝信の洛中洛外図屏風などが、
私は印象に残っています。
関ヶ原の戦いの後、豊臣家、徳川家、朝廷の権力者へ弟子や一門を配して生き残り、
世に言う「三面作戦」を行ったとのことです。
すごく賢いですね。それに絵師にとっても大変な時代だったのですね。
大きな襖や屏風をこれまで保存されてきた寺院の努力のおかげで、
現在もすごくきれいな状態で鑑賞できることはうれしいです。
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