マンションの防水点検

マンションやビルは、新築より通常10年間の保証があります。
改修工事の時にも完成時に施工者やメーカーの連名で１０年とか５年とか
場所、部分、防水の種類によって違いますが保証されている事が多いです。

まず、保証が何年か、切れているかを確かめて頂く事です。
今、雨漏りとか具体的な不具合が有るのか、そうでないかも常に
把握しておく事が必要です。
雨漏りが発生している時は、言うまでもありません。
すぐに直前の施工会社へ連絡して調べてもらう事となるでしょう。

次に、点検と言う事ですと、施工後、１年とか３年、５年、１０年目、
又、保証の切れる前に施工者が点検調査するアフター的な約束がされている
事が多く、表として竣工図書の中に綴じて提出されていると思います。
これを確認する事です。

それで、点検するのは施工業者だけにまかせるのでなく、工事を担当した
コンサルタントや設計，監理者も一緒に、又管理組合役員、修繕委員会も
同行すると一番よいと思います。
百聞は一見にしかず。とかも申します。
まず、自分の目で見てみる事を提案します。

それと、晴れた日よりも雨の日、雨上がりの日などが一番屋上防水の状態が
解かる時です。

＊当社ＨＰ「マンション豆知識」より転載　http://www014.upp.so-net.ne.jp/nais/