赤レンガ造り [ぶらり京都&レンガ造り]
赤レンガ造りの発電所です。
小さな施設で、一見わかりにくいのですが、
冷泉通りの川端通りを東へ行ったすぐに見えます。
琵琶湖より引いた、疎水の水を利用した発電所です。
夷川発電所と言って1890(明治23)年に田辺朔郎氏が
疎水を作った時、蹴上発電所と同時にアメリカから購入した
発電機とイギリスからの水車を備えて造られたと円満字さんより
教えてもらいました。
1992年~1993年(平成4年~5年)に国産の発電機類に
取り替えられ、今も出力300KWを発電する現役と聞き、
感心しています。
街中で、発電所が作られて100年近く使われている。
原子力や火力発電所に比べ、ローテクかも知れませんが、
環境にやさしい発電所だと思い、ますます親しみが出てきました。
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